ユーザーが使える機能を制限したい
一部のキーボードショートカットを無効化したい
キーワード:機能制限、導入時初期設定、集中管理
現在のバージョンの Firefox はキーボードショートカットを管理する機能を含んでいません。ポリシー設定で機能を無効化することによって、その機能に紐付くキーボードショートカットを無効化することはできます。
設定方法
グループポリシー または ポリシー定義ファイル を用いて、対応する機能を無効化してください。例えば以下の要領です。
- ファイル>新しいプライベートウィンドウを開く (Ctrl-Shift-P):
DisablePrivateBrowsing
をtrue
に設定 - ツール>ウェブ開発 (開発ツールボタン) およびその配下の機能:
DisableDeveloperTools
をtrue
に設定
一部のメニュー項目やツールバーボタンなどの UI 要素を非表示にしたい
キーワード:機能制限、導入時初期設定、集中管理
現在のバージョンの Firefox は特定の UI 要素の表示・非表示を管理する機能を原則として含んでいません。ポリシー設定で機能を無効化することによって、その機能に紐付く UI を無効化することはできます。
設定方法
グループポリシー または ポリシー定義ファイル を用いて、対応する機能を無効化してください。例えば以下の要領です。
- ファイル>新しいプライベートウィンドウを開く (Ctrl-Shift-P):
DisablePrivateBrowsing
をtrue
に設定 - ツール>ウェブ開発 (開発ツールボタン) およびその配下の機能:
DisableDeveloperTools
をtrue
に設定 - ヘルプ>トラブルシューティング情報:
BlockAboutSupport
をtrue
に設定 - ヘルプ>フィードバックを送信:
DisableFeedbackCommands
をtrue
に設定 - ヘルプ>アドオンを無効にして再起動:
DisableSafeMode
をtrue
に設定 - コンテンツ領域のコンテキストメニュー>デスクトップの背景に設定:
DisableSetDesktopBackground
をtrue
に設定 - Firefox Sync:
DisableFirefoxAccounts
をtrue
に設定 - Pocket:
DisablePocket
をtrue
に設定
プライベートブラウジング機能を使わせたくない
キーワード:機能制限、情報漏洩対策
プライベートブラウジング機能へのアクセス経路を無効化することで、ユーザーのプライベートブラウジング機能の利用を禁止できます。
設定方法
グループポリシー または ポリシー定義ファイル を用いて、DisablePrivateBrowsing
を true
に設定してください。例えば以下の要領です。
{
"policies": {
"DisablePrivateBrowsing": true
}
}
Firefox Sync を使わせたくない
キーワード:機能制限、導入時初期設定、集中管理
無用なトラブルや情報の流出を避けるため、ユーザーが任意に Firefox Sync をセットアップできないよう設定することができます。
設定方法
グループポリシー または ポリシー定義ファイル を用いて、DisableFirefoxAccounts
を true
に設定してください。例えば以下の要領です。
{
"policies": {
"DisableFirefoxAccounts": true
}
}