Thunderbird サポート

ナレッジベース - 共通受信トレイ

  • OS: すべてのシステム
  • バージョン: 3.1 / 5.0 以降
  • カテゴリ: 操作方法

複数のメールアカウントを持っていて、それぞれのアカウントに届くメッセージをひとつのメールボックスでまとめて管理したいという場合、この共通受信トレイ (ローカルフォルダ) の機能が役立ちます。

ただし、共通受信トレイは POP アカウントでしか設定できません。IMAP アカウントも併用されている場合は、"統合フォルダ" をご利用ください。統合フォルダの表示にするには、フォルダペイン上部の左右の三角ボタンをクリックするか、[表示] メニューの [フォルダ] から [統合フォルダ] (Thunderbird 3.0 では [スマートフォルダ]) を選択します。

既存のメールアカウントを共通受信トレイで管理する

個別の受信トレイで管理しているメールアカウントを、あとから共通受信トレイで管理するように設定することができます。ただし、次の点に注意して設定する必要があります。(重要)

  • 共通受信トレイを使う設定にすると、設定を解除するまで、そのアカウントがフォルダペインに表示されなくなります
  • 既にメッセージを受信してメールボックスやサブフォルダ、その他のフォルダにメールが含まれている場合、これらのメッセージが自動的に共通受信トレイ (ローカルフォルダ) に移行されることはありません。
  • このため、あとから共通受信トレイを使うように変更する場合は、あらかじめ 利用したいメールをローカルフォルダの下にコピーまたは移動しておく必要があります。

上記の点を踏まえた上で、あとから既存のメールアカウントを共通受信トレイで管理するには、次のように設定を変更してください。

  1. [ツール] メニューの [アカウント設定] を選択し、アカウント設定ウィンドウを開きます。
  2. 左ペインから、変更したいアカウントの [サーバ設定] を選択します。
  3. サーバ設定ページの右下にある [詳細] ボタンを押し、アカウントの詳細設定のダイアログを開きます。
  4. このダイアログで、[共通受信トレイ (ローカルフォルダアカウントを使う)] にチェックを入れ、[OK] ボタンを押してダイアログを閉じ、アカウント設定のダイアログも [OK] を押して閉じます。元に戻すときは、チェックを [このサーバアカウントの受信トレイ] に戻してください。
  5. 新しいメッセージを受信する前に、一度 Thunderbird を終了し、再起動してください。

これで、既存のメールアカウントを共通受信トレイで管理することができるようになります。

共通受信トレイを利用してメッセージの保存先を変更するときの注意点

個別の受信トレイを使う設定から共通受信トレイを使う設定に変更、またはその設定を元に戻した時は、直ちに Thunderbird を再起動してください。もし再起動しないでメッセージを受信してしまうと、元の表示されなくなったメールボックスのフォルダに新しいメールが保存され続け、メールが送られてきていること自体が確認できなくなってしまうかもしれません。

共通受信トレイを使うときの確認事項

共通受信トレイを使うように設定を変更した場合、次の点を確認してください。

特別なフォルダの設定確認:
メッセージのコピーや下書きが適切に保存されることを確認してください。アカウント設定ウィンドウを開き、共通受信トレイを使うように設定したアカウントの "送信控えと特別なフォルダ" をクリックします。右のページで、下書きとアーカイブ、テンプレートが適切なフォルダに保存されるように設定されているか確認してください。
このアカウントの下書きフォルダ等に設定されている場合は、保存先を "ローカルフォルダ" に変更してください。
迷惑メールフィルタの設定確認:
迷惑メールフィルタを有効にしている場合は、アカウント設定ウィンドウを開き、共通受信トレイを使うように設定したアカウントの "迷惑メール" をクリックします。[迷惑メールと判断された受信メッセージを次のフォルダに移動する] オプションにチェックが入っている場合は、上記と同様に、迷惑メールの移動先を "ローカルフォルダ" に変更してください。
メッセージフィルタの設定確認:
メッセージフィルタを設定している場合は、この確認はとても重要です。[ツール] メニューの [メッセージフィルタ] を選び、それぞれのフィルタが共通受信トレイの中の何らかのフォルダに振り分けられるようになっていることを確認してください。もし、元のアカウントに対して振り分けが行われているようなら、そのフィルタはすぐに無効にするか削除した方がよいでしょう。

参考資料